夫とそろそろ妊活を本格的に始めようかということで、不妊外来に通い始めたのが2021年初夏。妊娠までの経過を記憶を辿って振り返ってみます。
【夫婦について】
夫30前半 私20後半
結婚生活1年ほど、性生活は忙しさで減少傾向。
排卵チェッカーを使用してみるも、タイミングをうまく合わせられず。アプリもで3ヶ月ほどタイミングを合わせてみるも、妊娠に至らず。
【きっかけ】
結婚して1年ほど経ち、私が妊娠しない状況に対して、実母から「あなたははっきり言って不妊」と言われる。
夫婦で子供は欲しいことは結婚前に共通認識としてあったので夫と相談の上、まずは検査に行ってみることに。
当時、夫は正直あまり乗り気ではなさそうだった。確かに検査してみないとわからないけれど、そこまで焦る必要もないのでは?というスタンスだったようだ。
ちなみにご高齢の義母は、
「不妊検査なんて行かなくていい。それよりもっと太った方がいい。カルシウム摂ったら男の子が産まれるからやってみたらいい。」とエビデンス不明のアドバイスを…そして謎の圧を…(思えばわざわざ言う必要もなかったと反省)
【初診の検査】
内診、超音波検査
あとは採血して血液型、不規則抗体、感染症、末梢血、肝機能、腎機能、凝固系、甲状腺ホルモン(TSH、fT3、fT4)、抗精子抗体・抗ミュラー管ホルモン(AMH)を検査。→どれも異常なし。
【初診以降の検査】
パートナー感染症検査も夫にしてもらった。通院を相談して決めた時には乗り気ではなさそうだったけれど、いざ私が通院しだすときちんと関心を寄せて、検査も快く受けてくれた。→異常なしの結果だった。
さらに精液検査もしてもらった。これはきっと抵抗がある男性が多いはず…。自分が男だったら、絶対に抵抗がある自信かある!でも、夫は快く検査のために一人でクリニックに行ってくれた。クリニックではえっちなDVDが選べたとか言っていた。→異常なしの結果だった。
【卵管造影検査】
卵管造影検査は気絶するかと思うくらい痛かった。
これは卵胞期(月経7~12日目)に行う。
卵管の詰まりや形などをみる検査のようで、造影剤で卵管が満たされる時にものすごい痛みを感じた。
私のネット調べでは、気絶したり、検査続行不能になったりする人もいるようなので、内心かなりびくびくしながら受けた。
ただ、この検査の後は所謂ゴールデンタイムと言われるようで以後6ヶ月は妊娠しやすくなるのだそう。その恩恵を受ける他ないと思い、腹をくくった。
後述のMRワクチン避妊期間明け直前に受けた。→卵管の詰まりなどなく、異常なしだった。
痛みは数十秒だったと記憶している。私はなんとか耐えられた。検査後は抗生剤と鎮痛薬を処方された。
出産はもっと痛いのだろうか…?今年に体験する予定なのでまた記録してみます。
【風疹の抗体とMRワクチン】
私の風疹の抗体が低かったので初診での検査結果がわかってから、MRワクチンを接種した。
この為、3ヶ月は避妊せねばならず、この間治療はできなかった。MRワクチン接種まではタイミング法は既に2回行っていた。
(初診の際、とりあえずタイミング法してみましょう!といきなり治療もスタートしていた。治療へのハードルを感じる暇がなかった(笑))
夫は自治体で無料で抗体検査ができると自分で調べてくれて、検査した。→抗体は充分にあったのでワクチン接種しなかった。
【まとめ】
検査費用は病院にもよるのかもしれない。おおよそ初診検査で3万程度だった。一部、保険が適用されたものもあった。
私は、不妊治療専門クリニックに通院していました。お子様連れはNGなクリニックで、専門なだけあって応対もスムーズで通いやすかった。
検査のみのつもりが、流れでいきなり直ぐにタイミング法を試してみることになったことに多少の戸惑いも。
妊孕力と年齢
でも、あとから妊孕力と年齢の関係性等を改めて調べてみると納得できたし、早く始めるほうがいいのだと理解した。
一般社団法人日本生殖医学会|一般のみなさまへ - 生殖医療Q&A(旧 不妊症Q&A):Q22.女性の加齢は不妊症にどんな影響を与えるのですか?
早い方がいいと、なんとなくわかっているつもりが…きちんと数字で知識として頭になかった。完全に無知だった…
その気づきを得られただけでも検査の価値はあると思った。なんでもやってみないとわからないな、と。
本音を言うと、初診での検査結果からなにも異常がなかったので、MRワクチンを受けるまでの流れで2回のタイミング法であっさり妊娠すると思っていた。でも、妊娠しなかった。
それからのタイミング法は中々辛かった…
また別の記事で書いてみます。