前回の続きです。
⚠陣痛の痛みで余裕がなかった心境をそのまま記録していますので、内容も通常より過激(?)かつ語気が強めの表現が含まれます。つまりは愚痴が含まれます。ご不快な思いをされるかもしれません。すみませんが、目次で各自判断されてください。
暢気な夫に怒り心頭
15時頃、陣痛が始まったことに気づかない私は只管に飽きずに運動をしていました。
そんな私に夫は暢気に、いやエールを贈ろうとしてかメダカの動画を送信してきます。
さらには、なんと今更
「面会って一人だけなのかな?」
「病棟行ったら会えないのな?」
「赤ちゃんって体重どのくらい?」
「ソイジョイ持っていってる?」などいくつもLINEで質問してきます。
今更すぎます。検診の度にきちんと報告していたのに覚えてなかったのでしょうか。適当に生返事をしていたのでしょう。暢気な夫にかなりの怒りを覚えながら返信しました。実は既に陣痛は始まってるので返信をするのも辛い状況でした。
そこで「LINEを返信するのも辛い状況って結構な痛みってことかな?」と我に返って、助産師さんに相談しました。
ハードに運動し過ぎて疲弊
助産師さんには「生理痛より痛いですか?」と聞かれて、生理痛がかなり重めの私は「生理痛よりは重くないです」と答えました。
すると「まだ陣痛始まってないみたいなので運動頑張ってくださいね」と言われました。
痛いけれど、生理痛よりもっと痛いのが陣痛なのであればまだまだ陣痛は始まってないのかと落胆でした。というか絶望でした。
分娩までに、いや陣痛までにこんなに体力が必要なんて聞いてません!(⚠私が陣痛をわからず陣痛開始しているのに勝手に運動して疲れてるだけです。)
既に運動は午前中からハードにしていたので、もう足が疲弊してガクガクでした。これ以上に運動するとお産中に体力が持たないのではないかと思い持ってきたソイジョイなどで間食することにしました。
ここで判明したのですがソイジョイなど口の中の水分が奪われるタイプの間食は陣痛中には全然向かないということです。
痛みに耐えて、呼吸を整えようとすると口で呼吸することになります。この時にソイジョイが口の中にあると上手く呼吸ができません!絶対にゼリー飲料一択だと後悔しました…
義母の意味不明な連絡で気分不良に
16時頃に義母から連絡がありました。ちょうどソイジョイを食べ終わって苦しんでいた時です。
義母「陣痛促進剤は打ちましたか?」
冷たいかもですが痛みで余裕がなかったので、これ聞いて答えて何になるのだろうか?と率直に思いました…陣痛が進む中なんとか「打ってません」と返信したところ、
義母「私と同じです」
ええ…?同じだから、なんなのですか!?と内心思いました…笑
さらには
義母「コロナじゃなかったら駆けつけるのにね(ハート)」
「エクササイズでもして陣痛が起こるように頑張りなさい」
「元気な赤ちゃん期待してます(ハート)」
立て続けにパワーワードが並ぶ連絡をしてきます。これらの連絡、正直なところ迷惑でした。(完全に悪口)
この方、私の夫が立ち会うのも「必要ないんじゃない?そんなの見せるものでもないわよ。」などと宣っていたのに、ここにきて一体その連絡はなんなの?不可解過ぎませんか?
この時点で痛みで心身ともに疲弊していく中、遂に私はスマホで陣痛カウントもできない程になりました。
ここで初めてナースコールを押しました。17時頃のことでした。
3度ナースコールしたけれど
直ぐに担当の助産師さんが来てくれました。
かなり痛みが強いことを伝えると痛みの部分に温かいカイロを当てるようにと渡してくださいました。カイロを当てても若干マシになるかも?程度です。そしてカイロは直ぐに冷めました。
助産師さんがカイロを渡すだけで早々にいなくなり私の中に不満がどんどん溜まっていきます。
「こんなに痛いのに麻酔など無しの放置っておかしくない?」
「日本の医療どうなってるの?」
「やっぱり無痛分娩にすれば良かった」
「希望しても無痛分娩できない日本の医療のマンパワー不足やばくない?」
「今日は無理だ!一旦、出産お休みしたい」
と、訳のわからんことばかり頭に浮かびました。
そして、堪らずもう一度ナースコールしました。流石にこの時点では陣痛だと自覚がありましたが始まったばかりだと思っていたので、これからより痛みが増すことが恐怖で一人で耐えられない状態になりました。
再度来た担当助産師さんは慣れた対応でにこやかに痛む部分を撫でてくれました。
痛いのをどうにかしたいと朦朧とする意識の中で伝えると、
「確か無痛分娩希望でしたよね。時間によってはまだ今の時間だとできるかもしれないので!陣痛進むように頑張ってください。」と言われてびっくりました。
キャンセル待ち一番なのに無痛分娩できるの?と。
すると、助産師さんの勘違いだったようで「すみません、忘れてください」と崖から突き落とされた気持ちになりました…
その後にまた一人で苦しんで、3度目のナースコールをしました。(迷惑な患者)
夕方を過ぎたので朝の担当助産師とは別の方が来ました。そして、痛む部分をさすってくれてから
「これから夕食の時間ですよ!食事をすると陣痛進むので頑張って食べてくださいね。その後に夜の医師の診察があるのでその前後でシャワーをもう一度浴びてもいいかもしれませんね!」と。
スケジュールに絶望しました。
こんな痛いのに食事なんてできないし、こんな痛いのにシャワーなんて浴びれないし、こんな痛いのに直ぐに診察も受けられないの?と思いました。
とにかく痛いのに分娩にもならず、不安でどうにかなりそうでした。
夕食中にLDRへ
実はあと2時間で出産する陣痛中なのにちゃんと夕食写真撮ってる奴…
痛みで一人唸っていると、食事が運ばれてきました。確か鰆を使った献立でした。食べないとお産が進まないと言われたので無理やり食べようとしましたが、痛すぎてそれどころではありません。
この痛みにあと何時間も一人で耐えないといけないのかと思うと、本当に恐怖でした。
すると、夜勤の担当助産師さんが部屋に来てくれて、私の食事どころではない様子を見て付きっきりで対応してくれました。
鰆好きなのに半分も食べられず、食事後は絶対に歯を磨くのにとにかくそんな余裕がないのです。
痛みで呼吸も荒くなり、頭痛もしてきました。担当助産師さんが血圧を測定すると140を超えてたと思います。普段は上が80程度なのでそりゃ頭も痛くなりますね。
そして、遂に担当助産師さんの判断でやっとLDRへ車椅子で運ばれました。
今日も読んでくださりありがとうございました。ではまた!
次回はやっと出産までを記録してみます。