続きです。
⚠前回と異なり、楽しい内容ではありません。息子(1)でなく、義母について多く書いてあります。また、その内容にご不快な思いをされるかもしれません。ご注意を!
授乳室おむつ替え台助かる
8階のベビーサロンは広くて景色もよく使いやすかったです。阪急みたいにコンシェルジュがいて親切!とかではなかったけれど、充分に清潔でとても使い勝手が良さそうでした。ベビーチェアや電子レンジ、離乳食席もありました。
ここで義母には少し休憩を取ってもらい、その間に息子(1)のおむつ替えを。
息子(1)は、いつもと違う場所に緊張していたのか全く用を足してなくて、おむつ替え不要だったのでそのまま予約していたレストランへ早めに向かいました。
(息子(1)は私に似てビビりだと思います。本人には言わないけれど…)
切なくなったランチ
13階のビュッフェ形式のお店をオンライン予約していました。
r.gnavi.co.jpこちらはベビーチェアもあったし、ベビーカトラリーと食事用スタイの用意もあって口コミも良く、ネットで予約できたので助かりました。なんと離乳食の用意まであります!
義母はご高齢者で既に総入れ歯らしく、食が細い方です。なので、申し訳ないなと思って事前にビュッフェ形式でも問題ないかお伺いしてきました。義母曰く「少しだけ取り分けられるのでかえって良い」とのことでした。
ビュッフェといえば、食い意地をはっている私としては好きなだけ食べられるのが醍醐味だと思っていたので義母の視点に驚きました。年齢が40以上離れているので色々と前提条件が違うようです。
牛やら豚やらがいるお店の図
予約時間より早かったものの、平日なのですんなり入れました。でも人気のお店なのか結構な賑わいでした。殆どが女性のお客さんです。
オーダーした離乳食と息子(1)でも食べられそうなおかずを離乳食はさみでチョキチョキして美味しくいただきました。
こちらケース付きなので旅行にも持っていきました。肉も魚もチョキチョキ切れます。
義母が、ずっと息子(1)をあやしてくれて私としては食べやすくて助かりました!サラダの種類が多くて野菜好きの私は今後の料理の参考にしたいです。切り干し大根のアラビアータを作ってみます!
義母には何度も大丈夫ですから召し上がってくださいと申し上げても、息子(1)をあやすのをやめることはなく…結局、義母はコーヒーとパンしか食べていなかったです…栄養不足なのでは…
あとから夫には「ビュッフェのお品の札がよく見えず何がなんだかわからなくて選べなかった…噛めないものばかりで私にも離乳食のハサミが必要だった…」と言っていたらしいです。その場で私には言いづらかったのでしょう。
実際、途中でパンにもむせてしまって涙目になるほど苦しそうでした…
私はお水を持ってきたりするしかなく…こういうときはどうすればいいのでしょうか?あまりにお辛そうで息子(1)も見ながら少し焦りました。
お食事を共にすることも殆どないので知らなかったのですが、食の細さが想像以上で切なくなりました。
食べ終わったら私がベビーカーをお店から引き取って息子(1)を乗せている間に、義母がお会計をしてくれようとしてきました。全くそんなつもりはなかったので、「私が払います」とお声がけして直ぐにコード決済をしました。
義母には「現金で払おうと思ったのだけれど…もたついてしまって…都会は皆そんな感じなのね…」と言われてこれまた切なくなりました。(義母も私も政令指定都市住まいなのですが)
お気持ちだけで充分ですとフォローしたりしたものの、元気がなさそうなのでランチは気まずかったです。
結果として、私が気が利かない人間のためにビュッフェという選択は失敗でした。(お店は良かったです)
気が利かないというか、これではあまりに思いやりもない人間ですね…
いよいよ展望台へ
切なくなったランチ後は気を取り直して展望台へ!
ベビーカーだったので、わざわざ地下まで戻ってエレベーターを乗り換えました。これ、結構大変でしたよ…
事前にチケットはオンラインで大人2名分を購入済みなのですんなり入れました。(Trip.comが最安値で1400円/人)
高速エレベーターに乗って…
高いということを理解していない様子の図
あべのベアぽつんの図
これはトイレからの図
息子(1)はパノラマビューに大興奮!走り回って走り回って走り回って東西南北の景色を楽しみました。
ぎりぎり雨もあがって良かったです。
エレベーターでひとつフロアをおりて59階にて、2回目のおむつ替えをして、あべのベアのぬいぐるみを購入して
帰りは天王寺駅でぐっすりの図
帰りの電車は息子(1)はすやすやだったので何も問題なく帰れました。
立禅しちゃうよね
あべのベアのぬいぐるみのお会計についても、義母は頑張ろうとしてくれていました。ただ、息子(1)を抱っこしたまま離さず、財布を出すのも手こずっていらしたので私がコード決済してしまいました…やっぱり落ち込んでいるように見えました。
お会計前に私が抱っこしましょうか?とお声がけもしましたが「この子は私に抱っこされたがっているから!!」と頑として譲らず… ここは見守るべきだったのでしょうか…わかりません…
帰りの電車では(同じ最寄り駅)、
「早く二番目の孫を産んでほしい」
「もう体があと十年ももたない」
「もうすぐあなたたちには世話になるからね」
「息子(私ウニゴンの夫)はイマイチかもしれないが長くいると良いこともあるから」などなど言われました。
電車乗り換え後は席の都合もあって義母と離れたため、そのような話は終わりました。その後、私は電車内で心を落ち着かせるため立禅してました…
ja.m.wikipedia.org(太極拳してて良かった件)
うん…心にずっしりきました。普段私と接することがないので、ここぞとばかり言いたかったのでしょう。
そもそも私は自分の夫のことをイマイチだとも思ってもないですし不可解な発言のオンパレードでした。一応、私なりに思いやって反論はせずに「はぁ〜」「へぇ〜」等と否定でもない肯定でもない相槌を打っておきました。
気持ちの変化
こうやっておでかけしてわかったことは当たり前ですが、新婚当初と状況がかなり変わっているということでした。
新婚当初、義母は良かれと思って私に命令することが多かったのですが
(化粧が濃いので薄くしなさい!
婦人科に行くなら私も同席させなさい!
もっと太りなさい!
子供は3人産みなさい!とか謎の命令)、
この日の言動には命令形式のものはなくて、強烈な「老」を感じざるを得なかったです。
苦手指数が8だと前回書いていましたが、苦手指数は4にまで下がりました。これまで苦手だった理由は、上から目線で命令してくる超絶お節介があったからです。(悪いように言うと超絶デリカシーのない発言)
義母は私の愛する夫のお母様であり、基本的にはとても性格が良くて利他的な善良な人です。尊敬できる点もあります。ただ単に私と相性が悪いのだと距離を置いていました。その距離をおいている間にポジションが変わっていたようです。
人間に上も下もないのですが、老いによって私に対して上からのポジションをとれなくなったのだと気づきました…
前回、許しのプログラムだとも書いていました。「老いによるポジションの変化」という視点を得ると義母への許容度が増したと思います。
そして、このおでかけをとおして「介護」について準備しないといけないのでは…と夫と話し合うことになりそうです。(自分の親はまだ還暦も迎えていないのでさっぱりわかりません)
今回は正直なところアートギャラリーがピークに楽しくて良い刺激となりましたが、それ以後は楽しいというよりも切なさを抱えながらのおでかけでした…以上です。
今日も読んでくださりありがとうございました。ではまた!