育児と美容ウニゴンブログ

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【2歳2ヶ月】鹿児島旅行③【完】

こんばんは!

前回の続きです。

yakumioishii.hatenablog.com

 

ホテルまでの山道よ

霧島アートの森を出た時には、既に日も傾いたころでした。ナビに従ってホテルまで向かおうとしたところ、なんと通行止めの看板が!

迂回してホテルに向かうものの、山道がくねくねと永遠続き暗さも増していき息子の機嫌はどんどん悪くなってゆきました。

気を紛らわせようと私の母にビデオ通話するも私のスマホはギガ死しているし、山の中で電波が悪すぎました。

息子が泣き叫ぶ中なんとか霧島温泉の付近へくると、今度は温泉成分の硫黄臭が凄まじく窓も開けていないのに車内も硫黄臭に。

これも機嫌がさらに悪くなる要素となり、しかも私まで機嫌ではなく気分不良に…

山道と硫黄臭のダブルパンチでした。

夫がなんとか安全運転をしてくれて山道を無事に駆け抜けてホテルに着くも、3人ともぐったりでした。

f:id:yakumioishii:20231109171943j:image部屋からの霧島温泉湯けむりビューの図

 

歩くマーライオンと化す

大幅に遅れてホテルに到着し、慌ただしく18:00にホテル内の夕食会場へ。入れ替え制で19:30には退席する予定でした。

 

今回泊まったホテルはビュッフェ形式で。そちらのほうが気楽だと思ったのですが…今回に限っては大間違いでした…

 

何気なく手に取ったライチを息子が食べたいと言うので初めて食べてもらってみると、そこから大嘔吐。連続嘔吐。

半円のソファ席にて食事をしていたのでソファをぐるりを歩きながら嘔吐しまくる息子。

歩くマーライオンです。放物線を描いて何度もソファに歩きながら吐くのです。

 

ライチが口に合わなかったのと、山道の車酔い、朝からおやつばかり食べてお腹いっぱいだったのでしょう。私も夫も息子も嘔吐物まみれになりました。私達親は一瞬呆然としましたね。

 

数秒後にハッとして、嘔吐物まみれの息子の服を脱がせて、私は息子と急いで部屋に戻りました。

 

夫は食事会場のスタッフさんと一緒に席を片付けてくれました。

部屋に戻ってからは、慌ただしく息子を清拭して着替えさせ、嘔吐物まみれの服を浴室にまとめました。

なんとか自分も着替えてフロントにランドリーの問い合わせをしてから(案内がなくて焦ってフロントに電話したけれど塩対応で泣きそうになりました)、夫にも着替えてもらうべく急いで食事会場へ戻りました。

 

会場へ戻ると夫はソファの片付けが終わったところで、テーブルの片付けをしてくれていました。

部屋に戻ってからはベビーカーに息子を乗せたので、ビュッフェでも私ひとりで食事をとれるということで夫には部屋に着替えに帰ってもらいました。

 

このとき既にビュッフェスタートから1時間弱経過。

息子は嘔吐したからかすっきりして食欲はあるらしく、消化に良さそうなものを選んで食べてもらいました。

たくさん食べ物があるのに取りに行くのがベビーカーなので難しく、結局殆ど自分の分は食べられず…

夫が着替えて帰ってきたときにはスタッフから「もうすぐ入れ替え制なので」と言われてあ然としました…

 

席も自由席で会場は広いので、こちらの事情なんてわからないのも当然でしょうか。

 

隣の席の方は「時間のことわかってなくてさっき来たところなの」と言えばスタッフの方はにこやかに「では大丈夫ですよ」と。

 

私達も言えば長居できたのでしょうか…最早説明するのも面倒なので何にも食べていない夫にはギリギリお食事を取ってもらい、私は息子とランドリーを利用すべく部屋に戻りました。

 

詳しくは書きませんが、ランドリーにも難があり(私の要領が悪いのかな)この日は温泉につかってゆっくりとは程遠い夜となりました…

 

寝具も合わず一睡もすることなく、朝を迎えることに。

一睡もできなかったので夜な夜なホテルの休憩室で大浴場が開くまで読書をして過ごしました。ブランケットを借りたけれど浴衣なので寒すぎました…f:id:yakumioishii:20231111213215j:imageこの休憩スペースには鹿児島ゆかりの絵本などがあって時間つぶしには最適でした。気になっていたアーティストが鹿児島を拠点としていたことを知り、嬉しくなりました。f:id:yakumioishii:20231111213724j:image

休憩室からは大浴場がほど近く、朝になってから温泉は満喫できたのでその点は良かったです。温泉自体は素晴らしかったです。人生で一番湯の花を見たかもしれません。

f:id:yakumioishii:20231111213439j:image

早起きだった息子も一応男湯に入ったらしいのですが、怖がって秒で退室したそうです…

チェックアウトは早めに行って、ホテル内のキッズスペースで遊んでから霧島を後にしました。

帰りの飛行機も、まあ大変でした。離陸時の驚きや感動もないのか行きより暴れて大変でした…行きで使ったシールブックも役に立たず…今後飛行機の旅は当分難しそうです。(後日談、息子はまた乗りたいと言っていますが親のメンタルが持ちません!)

 

最後のハプニング

鹿児島から帰阪して、機内から出てくる預けた荷物を待っていたところ

夫が「駐車券を失くした」と。

私が荷物を待って息子を追いかけながら、荷物をピッキングして出口へ向かう間中はずっと夫はパニックになりながら、あらゆるポケットを見て駐車券を探しておりました。

結果見つからず、それ以降空港内でのレストランでもお水を盛大にこぼしたりかなり動揺していました。

しかし、空港の方がきちんと対応してくださり駐車券がなくても車のナンバーと車検証などで入庫時間を特定してもらえました。

過不足なくお支払いもできて良かったです。焦ってもいいことはないですね。駐車券紛失してもどうにかなるものです。

 

今回の旅で得たこと

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一部しか写真撮ってませんが、美味しそうなお土産などは購入できました。霧島アートの森ではアートグッズもいくつか購入。ミュージアムショップの絵本は凝っていたりセンスが素晴らしいなと毎度感じます。

 

嬉しくて帰宅して色んな人に配りました。大変だったけれどかけがえのない家族での思い出ができたし、お土産をママ友さんにも配って話のネタにもできて一石二鳥以上です!

 

反省点としては、

  • 飛行機旅はまだ早かった
  • 飛行機内でのご機嫌取りグッズをもっと充実させるべきだった
  • 山道には車酔い対策が必要だった
  • ビュッフェは親二人の手だけでは厳しかった
  • 旅先では馴染のある食べ物だけを選ぶべきだった
  • おやつをあげすぎてはいけなかった
  • チェックインが遅くて折角の部屋を満喫できなかった(お部屋のテラスからの眺望も日が暮れて見れず)
  • 大浴場は息子には早かった
  • 夫に落ち着いて温泉を楽しんでもらう余裕がなかった

です。

嘔吐物の掃除にしてもレンタカーの運転にしても夫にかなり負担が大きかったように思います…

 

 

次はいつ旅行行けるのか謎ですが…次回に生かそうと思います。