ウニゴンブログ

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半年のタイミング法でも精神削られた話

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今は妊娠生活をのほほんと暮らしてますけれど、去年は不妊治療でそうではなかったと振り返る機会があったので投稿してみます。

通院でのタイミング法

きっかけと検査については過去に書いていたので、今回はタイミング法についてを。ここでのタイミング法というのは、夫婦2人で排卵チェッカーや体温やアプリに基づく排卵日予測をしてタイミングを図る方法ではなく、通院して医師の指導のもとに行うタイミング法です。

yakumioishii.hatenablog.com

このタイミング法というもの、不妊治療において最も自然妊娠に近く、経済的及び身体的負担の少ない方法です。

過去記事のとおり、私達夫婦は検査をしても特に不妊の原因がなかったので、まずはタイミング法を始めましょうとなりました。

タイミング法の流れ

自然妊娠に近いといっても、薬物治療は介入します。どの薬剤を使用するのかは通院するクリニックによって多少異なってくると思います。

私の場合は…

まずは、シクロフェニル(商品名としてはセキソビット。他にはクロミッドやらあります)という排卵誘発剤を一定服用させます。普通の白い錠剤で飲みにくくはありません。これで卵を計画的に育てるんです。

 

次に、指定された診察日に通院して、卵が育っているかどうかを医師に内診してもらいます。内診では棒状のエコーの機械を挿れられます。エコーで医師が卵の大きさを測って、大体の排卵日予測をし教えてくれます。相談して、何日と何日にタイミングとりましょうと決定します。

タイミング日の決定後に注射をします。hMG製剤という卵に「お外に出ましょうね」と促す注射を打つんです。筋肉注射なので結構痛かったです。肩かお尻か選べますけど、毎回肩にしてました。

 

その後、夫婦で排卵日前に性交渉を2回ほどタイミングをとります。

生理が来れば振り出しに戻り、また卵を育て始める。この際に採血をしてホルモン値を確認する。

来なければ妊娠検査薬をしてクリニックへ。これが大体の流れです。

タイミング法の難しさ

  • 薬物服用・注射・採血などを受け入れること【難しさ★】

正直なところ、身体に異常がないのに薬剤を身体に服用させて注射も打つというのは最初は抵抗がありました。元々、注射や採血が苦手っていうのもありました笑

でも、自分で体温測ってアプリや排卵チェッカーでチェックしてタイミング図るのって大変で、私達夫婦の場合それでは授かれなかったんです。今月はいいかーってことも多かったですね。

当たり前なんですが…月に一度しか排卵しないので年に12回しかチャンスってないんですよね…年に12回、それも排卵日の前後にしかチャンスがないって中々難しくないですか?

専門家に客観的に教えてもらう方が効率的、だからこそ通院しているんだと割り切れたので、受け入れることができました。

  • 夫のスケジュール、メンタルの調整【難しさ★★★】

例えば、タイミングの日に夫の仕事が深夜まで残業とか、そんなの私にはどうしようもないんですよね。他に、今日は仕事で落ち込むことがあったので気分が盛り上がりませんとかも、どうしようもないんですよ。自分が影響を及ぼせないことは諦めるしかないなと、これも割り切ってました。

が、時には、夫にどうして事前に伝えていたのにそんなことになるのか?と詰問してしまったこともありました。そんな時は私は気分転換してから詰問したことを反省したり、次回は2人でどうしたらよいのかを考えていました。

私の夫の基本姿勢としては、とても協力的でした。それでも難しさを感じたので不妊治療でなくても妊活を始める段階でよーく夫婦で話し合って価値観のすり合わせはしておいた方が良さそうです。というか、結婚前にブライダルチェックしたり、価値観の確認しておく方がいいかもしれません!

  • 結果が出なかった周期の自分のメンタルケア【難しさ★★★★★★★★∞】

妊活中って「体を冷やすのは良くないので〇〇しましょう」「〇〇茶を飲みましょう」「〇〇で体を温めて授かりやすい体に!」「男性には〇〇を食べてもらいましょう」とかなんとか情報集めがちなんです。結果が出ないと、自分に原因があるのかなってネットでググってしまいます。私は半年でしたが、どんどん周期を重ねる毎にメンタルも追い込まれていきました。あと、周りの妊娠報告・周りからまだなの?とお節介を言われて心をかき乱されたりもします。さらには経済的負担・肉体的負担も追い打ちをかけてきます。

先が見えない状態での治療って本当に難しい問題だと思うんですが、不妊治療にフルコミットしない」「目処を決めておく」これ位しかないんじゃないかと思います。もちろん夫や周りのサポートも大事だとも思います。自分を責めたりせず、自分の機嫌をとって穏やかに過ごしている方が結局は不妊治療にも良いと思いました。これは今、妊娠してるから言えることかもしれないですが、それくらいしか言えないんですよ。

 

よく諦めた時に授かったってのを聞きます。谷あり谷あり谷あり谷あり…最後に山ありましたってパターンです。私は幸いなことに、このパターンでした。でも、想定されるのが谷ばかりで山がないっていうパターンもあるからこその難しさ★★★★★★★∞での表記です。

人生には、限りがあってその中でどれに自分の時間を割くのか?って個々の価値観によりますよね。

私の場合、タイミング法で諦めかけた時に目処を決めてみました。タイミング法を半年して駄目なら人工授精を、それでも駄目ならとりあえず30歳まで人工授精か体外受精で頑張ってみようと思ってました。これでも授からなかったら一旦休むか、諦めることも考えようと。そんなふうにざっくりでも決めると、自分の決めたレールに乗ったような気がして、少しは心が落ち着きました。

自分の人生とフルコミットで向き合い過ぎるのも、かといって目処を決めたりせずに苦しみ続けて人生をネグレクトするのも良くない、バランスを保つのは難しいということを振り返って思います。不妊治療を通して、初めて得た感覚でした。

不妊治療を経て思うこと

  • 妊活のスタート時期の大切さ

私の場合、たった半年でさえ不妊治療でメンタル崩壊直前まで追い込まれてしまいました。私はまだ20代ですが就職したのが24歳でしたので、高卒や4年制の学生、学生結婚組に比べると妊活を意識するのが遅かったかもしれません。ある程度の妊娠適齢期については知っていましたが、それでも認識が甘かったり、不妊治療について無知でした。自分の子どもには、男女関係なく性についての知識を正しく伝えられるようにしたいと思ってます。

  • 何にいつまで時間を割くのか

人生において「有限である時間を何に割くのか?」ってテーマを迫られることは今後も多くあるだろうなと認識させられました。

今まで、これ位のことすれば大体この位の成果があがるでしょってことしか経験してこなかったんです。試験勉強とか仕事とか、ある程度予測つくものばかりだったんですよね。

ところが、20代後半になって子供がほしいと思って行動すると予測がつかないことばかりでした。まさに授かりもので、こんなに努力したから・お金をかけたからとかない世界もあるんだと理解しました。

先が見えないことについて、スタートも自分が決める・終わりも自分が決める・その方針も自分が決める(もちろん不妊治療なので夫と話し合って2人で協力的しながらやっていくんですが)というのに遭遇して、大変な重いをしました。でも、思えば人生そんなことばかりなんですよね。新卒で公務員になって、その後も資格を頼って生きている私には大きな壁に思えました。

苦しかったけれど、この視点をもてたことは良かったと思いました。今後も人生楽しく穏やかにやっていきたい所存です。